派遣ブログはネガティブとポジティブのバランスが難しくて継続できない

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ブログを書く目的は人それぞれで、いくつもの理由があるでしょう。

例えば、収益化を目指す人もいれば、心の整理をしたい人、誰かに自分の存在を知ってもらいたいという欲求から始める人もいるでしょう。このブログで私は、心の整理を目的としている部分が大きいと思います。

派遣社員として働いていると、日々の経験や感じたことをブログにまとめたいという気持ちになることがあります。自分の体験を振り返り、文章にするのは気持ちの整理にもつながります。そんな理由で私も派遣ブログを始めましたが、何度も挫折してきました。

目次

ブログで一番の難しさ

派遣ブログを書く中で一番難しいと感じるのは、「公開すること」によって読者がいるという点です。

なぜ公開するのか

もし誰にも見られたくないなら、非公開にしたり、ノートに書けば済む話かもしれません。でも、友達も少なく、仕事の悩みを相談できる相手もいない私にとって、ブログは心の整理に役立つ存在です。

特に、ネガティブな話は相談しても後々問題になることが多かったため、他人に話すのを避けてきました。しかし、それでも心の中に抱えているものをどこかに吐き出したい。だからこそ、ブログで気持ちを整理しているのだと思います。

とはいえ、結局なぜ公開するのか、その答えは自分でもはっきりとはわかりません。

気持ちを吐き出すリスク

「気持ちを吐き出すことにどんなリスクがあるのか?」と考えたとき、一番気になるのは、自分の言葉や感情が他人にどう受け取られるか、自分では完全に把握できないという点です。

自分では問題ないと思って書いた内容でも、どこかの誰かがそれを読んで不快に感じることがあるかもしれません。

ブログはネガティブorポジティブ

同じ出来事でも、気持ちの表現次第で、その後の気分や自分のモチベーションに影響を与えると感じています。

自分に自信がないときの書き方

これは「ネガティブなブログ」に該当するかもしれません。

以前の他のブログにリライトしている話です。例えば、会社で思うように仕事ができなかったとき、その気持ちを率直に書いた方が良いのか迷うことがありました。

あまりにも自信がない内容を続けて書きすぎると、読者は共感するかもしれませんが、自分自身もどんどん気分が落ち込み、自己評価が下がってしまいます。これは実際に何度も経験しました。

自分を高く評価したときのリスク

反対に、仕事ができることを過剰に強調して書くと、上から目線に感じられ、読者に不快感を与えることもあります。

最近、私は典型的な「上から目線」のブログに出会いました。

そこには、仕事のできない上司、同僚、後輩、さらには家族までも見下し、自分の優位性をアピールする内容が綴られていました。本人はそのつもりではないのかもしれませんが、読み手としては非常に居心地が悪く、読後に残るのはモヤモヤした感情だけです。

私はそれを読んで「他人を下に置くことで自分をすごいとアピールしている」と感じました。本人はそのことに全く気づいていない可能性が高いように思います。

または、読者に攻撃性を持たせて意図的に注目を集め、ブログのPV(ページビュー)を稼ごうとしているのかもしれません。

しかし、後者の可能性は低いと感じます。そのブログは無料ブログで収益化を狙っているようには見えず、単に愚痴を書き連ねている「愚痴ブログ」というジャンルに当たるのではないかと思います。

自分も気をつけたいこと

この記事内で紹介した「不快なブログ」を読んだことで、私自身も改めて派遣ブログを書くことの難しさを感じました。自分がブログを書く際には、特に気をつけなければならない点があると再認識しました。

自信がないと、つい自分のできることを強調したくなります。そのため、そのブログの筆者の気持ちも、なんとなく理解できる部分はあります。

特に配偶者の批判については、その相手を選んだ自分自身の判断も問われることになります。読者は、結局自分の見る目がなかったと感じてしまうかもしれません。

また、よく見かけるのは「離活」と言いながらも、結局長年にわたり結婚生活を続けている例です。不満が出るのは誰にでもあることですが、それを公にするのは慎重であるべきだと改めて感じます。特に家族のマイナスな話は、公開しない方が無難でしょう。

人の不幸や苦労話に興味を持つ人も少なくありません。そういった内容は需要があり、読まれることも多いでしょう。だからこそ、そのようなブログが成り立つのも事実ですが。

自分の優位性をアピールしたくなるのは、自己防衛の一環かもしれません。しかし、他人の欠点を強調することで自分を目立たせる行為が、他者からどう見えるかを考えると、それがいかに恥ずかしいことかに気づかされました。

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